青い、音楽の時間。

CNBLUEをきっかけに、ギターや音楽を学ぶ?ブログ。

音霊の思い出。

 

 

わたしのCNライブ初参戦は、2011年の「音霊後夜祭」でした。

 

毎年夏、逗子海岸にキマグレン主催の海の家兼ライブハウス「音霊SEA STUDIO」がオープンして、約2ヶ月の間毎日そこでLiveがおこなわれているという、夢のようなイベント。有名なアーティストも数多く出演されていました。その期間終了後におこなわれた後夜祭イベントでした。

 

その夏にCNを知って好きになりライブに行きたいと思ったけど、その頃あった横アリの392Liveには行けなくて、たまたまそのときチケットの抽選があった音霊後夜祭にエントリーして、行けることになりました。

場所は海の家撤去後のイベントだったので江ノ島シーキャンドル(展望灯台)下のステージでしたが、CNを観るのも、フェス型イベントに行くのも初めてだったので、とても思い出深いライブです。

 

そして今日の昼間、ネットを見ていたら、こちらのニュースを知りました。↓

 キマグレン経営の逗子海岸「音霊」が今月末で閉店へ ニュース-ORICON STYLE-

 

音霊自体には昨年、今年とタイミングを逃して参加できなかったけど、来年あたり行ってみたいなあなんて思っていた矢先に・・・(ToT)が~ん・・・。

 

ちなみにその日のライブが、CNくんたちの、インディーズ最後の、ほんとに最後のライブでもありました。

 

今日は、8/19がCNBLUEのインディーズ初アルバム「Now or Never」発売4周年記念日だったので、遅ればせながら2009年の8/19のスタブロを見ていて・・・。スタブロ画面右上にあるオリコンインタビューページへのリンクを押したらメジャーデビューのインタビューページに飛び、そしたらはじっこに音霊閉店のニュースが載っていて、インディーズ最後のライブの日を思い出したという・・・。なんだか思い出トリップな偶然だなあと思いました。

 

ちょっとなつかしく思ったので、音霊後夜祭の、思い出レポです(長いです)。

 

 

2011年10月1日。

初めてのCNライブ、も楽しみでしたが、初めてのフェス型ライブイベント参加だったので、いろんなアーティストが見れることにワクワクしつつ江ノ島へ。

会場の江ノ島シーキャンドルは、かなり高いところにあり、エスカレーターと徒歩でずっとずっと登って行きました。

 

到着すると、とりあえず、そこにはかなりのCNファンがあふれかえっており。ちょっとびっくり。

奥の方からは、オープニングアクトだった「7!!」さんのリハの音が聴こえていて、元気なドラムの音が響き渡っていてお~っと思いました。

 

チケとリストバンド&ドリンクチケ(ギターピックに音霊のロゴが入っているやつ!あまりに可愛くてドリンク交換はせず持ち帰りました。宝物♪)を交換、時間が来たら整理番号順にならんで会場入り。

丘のてっぺんに大きな展望灯台がそびえたち、その足元にこじんまりとしたステージがあり、その先には海が見えるというかなりすてきなロケーションでした。

 

オープニングアクトの7!!さん、リハで聴こえていた元気なドラムをたたいていたのが女子だったことにびっくり。女の子のこれまた元気なボーカルで、明るくて野外の似合うすてきなステージでした。

 

次は、松下優也くん。ドラマをあまり見ないので知らなかったのですが、そのときの昼ドラにでていると言っていました。ソロで、歌いながらダンスをするアーティストがめずらしかった。

 

次はソナーポケットさん。曲がCMソングになっていたので聴いたことのある曲で、このひとたちが歌ってるんだ~!と思いました。もう、MCも演奏も盛り上げ方もほんとにうまくて。みんなノリノリでした!!

「次の曲は、他のアーティストさんのファンでもみんな、タオル回してね!!」

と言って(ステキすぎる!)始まった曲の途中、

「タオルの色なんて関係ないぜ、回して!!!」

とのかけ声とともに一斉にあがったタオルで頭上が真っ青になって、ひええっ!となりました^^;ここまでCNファンばっかりだとは・・・。人気のほどを知らなかったので、度肝を抜かれました・・・。

 

で、つぎはつるの剛士さん。自宅が近い(5分でつく)ということで、お散歩気分で来た、とか。

もう、MCがほんとに面白くて。みんな楽しそう。

「ここのね、前の柵にタオルがかかってるんですけど、CNBLUE、CNBLUE、CNBLUE、つるの!!CNBLUE、CNBLUE、つるの!!オセロだったら完全に負けてますね(笑)」(←ステージ袖でみてたジョンヒョンがここで爆笑してたらしい^^;) 

「CNBLUE、観たいでしょ!?すみませんね~、もうすぐ終わりますからね!」

と自虐ギャグを言って、笑いをとる!(でも、なんだかちょっと、申し訳ないって思いました。)

もう、夕方で、4:30の「夕焼け小焼け」の音楽が鳴りそうだな~、歌の途中はやだな~ってつるのさんが言っていたら、うまくMC中に音楽が鳴ったので、会場みんなでつるのさんと大合唱!!最高でした!!

お子さんが幼稚園で覚えてきたのを聴いて歌いたいと思ったという「にじ」を歌ってくれて。わたしも知っている曲で、ほんとにあったかい、いい歌でした。アコギも歌もすごくよくて、人柄の伝わってくる素晴らしいライブでした!!

 

そして、トリのキマグレンを残し、CNBLUE登場。タイムテーブルはわからなかったので、まさかトリ前とは・・・と驚きました。

わたしはジョンヒョン側にいて、けっこう近かったです。人垣の向こうにヨンファの顔だけが見えて、前日くらいに赤毛に染めた髪の色が遠くでも目だって見えました。ジョンシンがちらちらっと見え、ミニョクは最後までまったく見えず。

 

セトリはこんな感じでした↓

 

1.Let's Go Crazy

2.Now or Never

3.愛光

4.Tear drops in the rain

5.Try again,smile again

6.In My Head(発売前だったため、少しだけ)

7.a.ri.ga.tou

 

演奏はアコースティックでした。これ、今思うとワンマン以外ではめずらしいので貴重でした!!

野外でも、海が見えたりのおだやかなロケーションにアコースティックが合うと思ってのセレクトだったんでしょうね。

じゃっかん、音が薄いかんじになってしまったのでちょっと残念でしたが・・・すごく雰囲気がよかったです。

 

 

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photo:theLIVE Music Magazine

 

 

 

YH 「こんにちは~、CNBLUEです!!」

YH 「江ノ島は、きれいなところですね!!天気もいいですし・・・?」

JH 「くもってますね」

YH 「ぼくたちは韓国から来たんですけど、みなさんはどこから来ましたか~!?・・・大阪?・・・名古屋?・・・タイ?ハングゥ!?(←韓国語発音で)」

みんな自分の出身地を叫んだり地名を言われて手を挙げたり。かなり遠くから(海外からも)来ているようでした。

YH 「今日は僕たち、アコースティックなアレンジで準備したので、さいごまで楽しんでください。」

 

 始まってからどんどん日が暮れてきて、サランピあたりでは、夕焼けで、ほんとにきれいでした。

ティアドロップスとか、ちょうどやさしい曲が続いて。

わたしのところからはほぼジョンヒョンしか見えなかったんですけど、ものすごくご機嫌で。

ずっと笑顔で。すごく楽しそうにギターを弾く人なんだなあと。ジョンヒョン、夕焼けやステージのライトに照らし出されて、もう、それはそれは美しかったです。

 

サランピはお客さんがみんな歌っていて、韓国語だけど、みんな歌詞覚えてるんだなぁと関心。

 

トラスマになって、ドラムの音が鳴り出して、ヨンファが「いつも、笑ってください。みなさんが喜んでくれたら、ぼくたちもうれしいです。・・・いつも、楽しんでください。」と。

この年は震災がありましたが、そのあとのライブではいつもこの曲を演奏してくれていたんですよね。

 

 

JH 「アコースティックアレンジ、どうでしたか?・・・この前僕たち、横浜アリーナでライブをしたんですけど、そのときインディーズ最後のライブだって言いましたけど・・・このライブがあったから最後じゃなかったですね。すいません、嘘ちゅきました!!」

YH 「なんで嘘ちゅくんだよ!!」

JH 「なんだよ、おれのせいみたいに!・・・いっしょだったじゃないですか!!」

 

というようなやりとりがあり・・・「魅力」という単語が出て、ミニョクコールがあったりし、

 

YH 「次の曲は、In My Headです!!」

と。発売前だったので、観客から歓声!!・・・が、演る予定ではなかったらしく・・・が、ヨンファが歌いだして、ちょこっとだけ披露。

原曲のままの、アコースティックバージョン。貴重でした。

 

 

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photo:theLIVE Music Magazine

 

 

そして残りあと一曲となり。

ええ~っとなるお客さんに、ヨンファ、もっとやりたいですけど、次のアーティストさんもいるので・・・。最後まで楽しんでください!と。

 

最後は、a.ri.ga.tou。

これ、フェス型ライブってことを考えると、ちょっと不思議な選曲ですよね。

ファンへの感謝の曲ですから。

わたしの大好きなブロガーさんが、この日のライブでインディーズとのお別れをしたかったんじゃないか、というようなことを書かれていて・・・なるほど、と思いました。

この日の観客はCNファンが大半を占めていましたが、選曲の段階ではそうなるかは分からなかったと思うので。ファンがいっぱいいようが、少ししかいなかろうがこの曲を最後に歌うと決めてステージに立っていたわけですよね。

インディーズありがとう、って気持ちだったのかもしれません。

 

ヨンファがマイクスタンドを高々と上げて、お客さんに歌ってもらっていました。

 

こうしてCNの出番が終わり。

 

CNファンに埋め尽くされていた前方のお客さんが入れ替わって、トリのキマグレンのライブへ。もう、かなり暗くなっていました。

ここまでで、出てきたアーティストさんたちみんなが本当に楽しい時間をくれて、CNを見終わった解放感(?)もあり、最後、思いっきり楽しみました!

さすがに音の迫力もパワーも貫録のライブで、ヒット曲も歌ってくれて、すごく気持ちのよいライブでした!!お客さんも、本日最高のノリでした!

 

江の島の最高のロケーションで、充実のライブを満喫し、帰路につきました。

 

 

翌日上がった、江の島の海をバックにとてもごきげんなバーニングさんのツイ↓

 

 

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 こんにちは。ギター屋ジョンヒョンです。昨日江ノ島で公演をしましたが、まるで釜山に来たようでとても良かったです。海の人はやはり海がいいですね〜〜あ〜海の匂いと風が今でも感じられますね〜^^ @CNBLUE_4

 

 

この日、この音霊後夜祭でのライブに参加したことが、そのあとわたしがギターにTry againする直接のきっかけになりました。

 

高校生の頃、コード3つ覚えたあたりで挫折し、ギターをやろうよとすすめてくれた友達がくれたギターを押し入れにしまいこんで、長い年月がたちましたが、この日、江の島のきもちよい環境の中で、音楽を楽しむアーティストの方々の姿を見て、うずうずしてしまって。(ジョンヒョンのニコニコギターもかなり大きいです^^;)なんだか、観ているだけではいられなくなってしまったんですよね。あれは、あの場所のマジックだったのかもしれません。

 

 

海の家には行けませんでしたが、この場所は特別だっただろうな、と思います。

 

海の家を開き、2か月間ライブを毎日開催し続ける、それを何年も続けてきた。すごいことだと思います。キマグレンのお二人や、かかわったスタッフさんには、運営上の苦労がほんとうにたくさんあったことでしょう。

出演されていたアーティストさん、毎年楽しみにしていたお客さんにとっても、とても大切な場所だっただろうと思います。

反面、自治体との折り合いがつかずに閉店せざるを得なかったとのことですが、実際にそこに住んでいる方々にはその方々にしかわからない事情や状況があったのだろうとも思うし、どちらがどうとは言えませんが、残念です。

 

 

地元であるこの土地でやりたい、ということで始まったとのことなので、また形を変えて、逗子に帰ってこられますように。