【Report】 CNBLUE SPRING LIVE 2015 “ WHITE ” @横浜アリーナ 4/24
“ WHITE ”ライブから早くも一週間が過ぎ。
モタモタしているうちに、KINGDOMの日になってしまいましたが、とりあえず、やっと横アリ一日目、レポります。
二日目分は、お兄さんの武道館後になるかな・・・。
辛口というか渋め〜の感想となっております ^^;
この日は、18時を回ったころ、直前に会場入り。
タオルだけは買おうと物販ブースに行ってみましたが、欲しかったイラスト入りの白タオルは売り切れ。残りの二種のどちらかを買うか一瞬悩みましたが、二日目もあるし、今日はやめとこうと、何も買わずにブースを後にしました。
・・・買っておけばよかった・・・ (TーT)
花輪チェックをする余裕はなかったので、そのまま席に移動。
この日は野鳥の会スタンド席、会場を縦に使用するAパターンの、ステージから最も遠い位置。
左右に一枚ずつのモニターに挟まれたいつものシンプルなステージの上部は、演出用のモニターになっていたのかな?二日ともよく見えませんでしたが、コマ割になって微妙に異なる角度からいくつか撮影されたメンバーの表情が時折映ったり、装飾的に光ったり、文字・・・も出てたりしていた・・・ような。今回はあまり記憶がありません。照明がけっこう派手でしたが、あまりにもビームが強すぎて、まぶしくてステージどころか左右のモニターすらよく見えずで、かなり視界が悪かった!
なので、この日はCNくんたちがどうしていたとかの記憶もあまりなし^^;
暗転して、派手なライトがバチバチ点滅しつつ、オープニングを兼ねた感じのWHITEの打ち込みイントロへ突入。
歓声とともに、CN君たちが出てきたらしい。
1.WHITE
盛大なピコピコイントロ。
ヨンファ、キーボードじゃなくて、ギターだ!
しかも一年も前にせっかく買った(多分)のに、あまりお目見えしていなかった、ギブソンのセミアコ(ES335?)。
とりあえず、久々の4人に、会場も大興奮!!て感じで盛り上がりました。
この曲、原曲ではギターの音が埋もれてますが、ライブではバランスが変わると思っていたんですよ、が、埋もれたままだった ^^; 1コーラス目のサビまでは聴こえていてそれ以降消える・・・って原曲通り^^; キーボードが打ち込みなら、もっと出てきて欲しかったー!!
ベースは元がけっこう効いてたので、ライブでどうなるか楽しみにしてたんですけど、ベースも、いつもの感じで前に出ずに下支え。
でも、初出なのに、今までいっぱいライブで聴いた曲みたいに簡単にのれるのがいいですね。ジョンヒョンもインタビューで「かんたんにした」って言ってましたね^^
2.Radio
一瞬暗転のあと明るくなったらキーボードに立ってるヨンファ。はやっ。
そんなに弾かず、サビになると、すぐマイクのみのボーカルに。
ここまでは打ち込みの盛大さで音も派手だし、テンションがあがってたのでノリノリでしたが・・・。
3.Go your way
ちょっと失速?どうも、声でてないし、出だしが遅れる。気持ちがのってかない感じで歌ってるヨンファ。
ジョンヒョンはもっと。ギターでいっぱいいっぱいで、ボーカルまで手が回ってない感じ。
ミニョクが必死に叩くも、アンサンブルもまとまらない。ギターが後手後手に入ってくる印象で、そのせいかリズム隊の音も遅さが強調されてる感じ。
MC
ヨンファが話始めたけど、ジョンシンや、激しいドラムの後で息の上がっているミニョクも「横浜アリーナは、ちょうど一年ぶり」と一生懸命MCに参加。
日本語番長ジョンヒョンは無口で、お疲れなのかな?という雰囲気。
4.Have a good night
ノリのいい曲が続くが、相変わらずアンサンブルもリズムがばらばらしてて、遅れ気味。どうものれなくなってきた^^;
5.Diamond girl
こちらも。
会場を見渡すと、3曲目くらいまでめっちゃ光ってそろって揺れていた会場のペンライトが、まばらになってバラバラ揺れている。
6.LOVE GIRL
ジョンシン久々の、スラップキターーーーーーー!!
前はながーくギターリフで会場と遊ぶ時間があったけど、今回はわりとふつうにやってたような。長すぎてくどいときもあるので(←毒)スタンダードな感じは曲自体を聴くことを楽しめてよかったですが、そういう、会場とのコミュニケーションにじっくり時間をとってる曲がまったくないのも、それはそれで少し寂しかった。くどいまでのが当たり前になってて、体が準備しちゃってるんだなあ^^;
どんどん進めてく感じで、なんだかからめない。テンポよく進めているというよりは、会場の呼吸を感じる余裕がないような。
ライブを通して、ちょっと待ってーー!!って感じでした。
7.voice
やはり練習不足か、歌詞を間違え、尺が余ってしまうジョンヒョン。
闇の谷間から浮かび上がりそこねる ^^;
モニターに映る、余裕のない表情。体調もよろしくなかったのかな?
確か、今回のリードパートはヨン→ジョン→ヨンと、ふたりが交互に担当。
やっぱりイマイチなジョンヒョン、ヨンファがそれを払拭しようとしてるのか、ギター頑張ってた。いつもよりかなり派手に掻き鳴らしてたので、おおっと思いました。
8.HEARTsong
アレンジ変わって、最初からたぶん、全員で演奏。冒頭のギターが聴きたかったので、ちょっと残念。この曲は、パートが徐々に加わっていくことでだんだん壮大になってく感じが魅力的だし、自然と会場もハンドクラップで並走しちゃうのが、なんだかジーンとくるので。でも、悪くないアレンジではあった。
ジョンヒョンがこなせないことを考えてのアレンジチェンジだろうか。
全体的に、ギターで集中力の必要そうなパートは極力削ってる感じでした。
ここでMCはさんで、オーケストラさん、入場。
9.Feeling
ヨンファ、なんだかピアノが歌ってない。ボーカルも、相変わらず気持ちが乗りきれていない感じ。
10.Blind Love
やたらと音がガチャガチャしてる。オーケストラさんと、やや不協和音気味?
ジョンヒョンのボーカルもやや粗かったけど、本人が大好きな曲だけに、気持ちは入っているように感じた。顔が、めっちゃ入ってた。
「どんな~に~・・・愛してる~~」の直後で入るヨンファのかぶせまくりシャウトは今回はなかったようなw
11.Can't Stop
この曲はかなり演り込んできているから安心かな、と思っていたら、ヨンファ歌いにくそう、ピアノもやはり歌ってない感じ。
ここのところソロライブで違うバンドで歌っているので、そのバンドでの呼吸ができちゃってるから、歌ってて違和感あるのかも、とも思った。
12.Like a child
ドラム、いつもの小気味いい音じゃなくて、ボワボワ。ミニョクはきりっとした端正なドラムを叩くのに、この日はここまでわりとそんな感じ。ドラムの音、いつもと音質が違ってるように感じました。なんだか、ミニョクらしくない音質。ボワンボワンヒュンヒュン、って感じで。
ドラムが違うのかもとか、チューニングが変わったのかもとも思いましたが、自分、去年も“ Truth ”のときに同じようなこと言ってたので、会場の音響の影響もあるのかな?“ WAVE ”のときのセンターステージでは全然そんなことなかったですけども。
ストリングス撤収し、MCに。
ヨンファが、キーボードに立ち、「じつはCan't Stopには、べつのアレンジがありました」というようなことを言って、ギャッツビーアレンジと一蘭アレンジを披露してましたよね。カンストがいつの間にかギャッツビーCMのBGMやラーメン屋の呼び込みのメロディーに変わってる・・・ってところがギャグなんだけど、それを心をこめて超美しく弾き語る、ってやつ(若干笑いがこらえ切れない様子w)でしたが・・・。
ライブは失速してたけど(←毒)こっちは、ノリノリ・・・ちょっとちょっとお兄さん、めっちゃ、ピアノが歌ってるんですが~^^;
しかし、ギャッツビーみたいにハイトーンボイスできれいに歌い上げるところから、力強いロックボーカルまで、よくもこんなに幅広く歌い分けるもんだとあらためて感心。
気分よくなった様子で、朗々と弾き続けるお兄さん。最後はジョンヒョンも低音側を弾きはじめ、連弾に。ジャーンと、息の合ったフィニッシュ!
これ、調子に乗って長くやりすぎて、ギターとの入れ替え?に来たローダーさんを待たせてたようで、ローダーさんに謝ってたそうですね(笑)
でも、会場が和んで、これで流れが変わった。いつもはこういう時間をしつこいくらいにとって、グダグダしつつもいつの間にか会場を輪の中に引き込んでいくのがまあ、CN流ですよね。いい時間だった。
ここで、メンバーもリラックスしたのかも。
13.Come on
アレンジ変わってたけど、かっこよかった。ハード。
この辺から、いい感じに。バニさん渋いし兄さんものってきた!!
つーかおせーよ!!と心の中で突っ込むものの、うれしい!!
14.Robot
ファイヤーボーン!!これは予想外。
ヨンファのメタリックシャウトが炸裂したので、テンションあがる。
15.Where you are
この曲はソロよかった!ジョンヒョン、ここまでを挽回するべく気合を入れてる感じがしました。ボーカルはやっぱり出遅れるけど、前半みたいな余裕のなさではない感じ。
兄さんも、よく声が出て、パワーボーカル復活。
前半は天井席まで音が届かん!!って感じでわたしの周囲はトーンダウン気味だったけど、ロックタイムは天井までしっかり音が届いてきました。
16.In My Head
最後の曲です!!→会場、ええええ〜!?(やっと乗ってきたのにー!!←毒)
最後、ミニョクの鬼神のごとくなドラムソロ。かつてのkimioみたいな見せ方でしたね。最後の止めも全身全霊込めてる感じで、ビシッと決まる。
<Encore>
わりとながいコールのあと、CNくんたち再登場。
17.Foxy
ジョンヒョン先生のコール&レスポンス講座で、最初は右!!左!2階!!とか言いながらHuuu!!させてたけど、右!!って言ったのに左の方もHuuu!!するので「右ですよ・・・」とボソッ。
とりあえず、ダメ出しのテンションはわりと高めでちょっと安心w
ジョンシン、ミニョクにまでコールをやらせるジョンヒョン。
「ミニョク!!」ってふると、やたらと大歓声が起きる会場w 希少性が尊ばれて、なんだかんだ言っておいしいポジションですよね(笑)
18.I'm Sorry
本編が不完全燃焼だったので、これとLadyの鉄板タイムは燃えました!!
なので記憶なし!!!
19.Lady
20.Try again,smile again
久しぶりで、すっごく嬉しい。最近はヨンファが担当することが多かったので、アコギをジョンヒョンが弾いてるのもあまりなかったですよね。
最後はキーボードにヨンファが立って、明るい音で世界が広がっていくようなHappyな
エンディング。昨年くらいからやってるアレンジかな?
今回は、しっとり数曲聴かせるバラードタイムもなくて、けっこう音を詰め込んだ曲やアレンジが多かったので、最後にこの曲のシンプルさはとても心地よかったです。
終わって、いつものように、左右の花道、ステージ真ん中と、並んで挨拶をするCNくんたち。アンコールの手拍子の中、相談するようなそぶり・・・。
えっ?やっちゃうの???
<W Encore>
21.Coffee shop
じゃっかん、織り込み済みの感はあるものの^^;
ちょっと丸め込まれた感もあるものの^^;
楽しませてもらいました。
今日の出来だと、ジョンヒョンはとっととステージを去りそうだなあ、と思っていたら(←毒)意外にも、ジョンシンと一緒にステージに残ってた^^;
後半は楽しめたのかなー?
所感ですが、前半は正直ヒドかった・・・。
YH・JHともにボーカルは声が出てない、歌詞が抜ける、歌い淀む、リズム隊とも噛み合わなくて気持ちワルい感じで、久々の嬉しさでテンション上がってた最初の2曲が過ぎたあと、どうものれず。
アレンジした曲も、弾き始めのタイミングとかがいまいち掴めていない感じで、体に音が入ってないように思えた。ハラハラしちゃって、ライブに集中できなかったよー。
以前はそういうこともままあったけど、昨年のライブでは演奏自体にヒヤヒヤすることはわりと少なかったので(昨年末のKINGDOMはあれだったけど^^;)、どうしちゃったの!?と驚きました。相当準備不足だろうとは思っていたけど、ここまでか~、と。“ WAVE ”が良かっただけに、よけいにビックリ。
ロックタイム以降は、もう血肉になるほどやり込んでいる曲が大多数だったおかげもあって、よかったです。
今回は、ジョンヒョンが音がいいと大喜びしてた、NEWギターの緑Moollonの音が聴けるのをすごく楽しみにしてました。 (←メーカーの創立者 の方がジョンヒョンの希望を聞いて制作したらしい。Fenderで言うマスタービルド、なのかな。)音がどんな感じか気になってたけど、かなりクリアで太 めの鋭い音の出るギターと感じました。そういう音を期待して聴いていたので、ちょっと妄想入ってるかもですがw
MoollonテレとかMoollonストラトの、音づくりのせいだけとは思えない、マイルドと言うかシャッキリしない音からすると、音の輪郭がはっきりしたギターのように感じました。
あんまり生かされてなかったけどよく抜けてくるサウンドは、JHファンにとっても思い入れの強い赤PRSやストラトを使ってきた経験が生かされてるギターだと思い(いくらか太い、ワイルドな印象でしたが、その辺はテレ由来?)、なんだか嬉しかった。
今までも多忙なスケジュールの最中にライブをやってきてますが、それでもたいていは大忙しなメンバーは一人くらいだったのに、今回はメインボーカルはソロツアー中だわ、リードギタリストは慣れないドラマ&長期続くであろうバラエティ番組出演&代表が言ってたソロ活動の前哨戦なのか露出を増やしている状況だわで、CNBLUEの二枚看板がかなり無理なスケジュールの上に、KINGDOMのアジアツアーも始まる状況で、ちょっと常軌を逸してたなあと思います。
だれかが大変な状況をほかのメンバーが助力して支え合いつつやってるにしても、これはやりすぎじゃないか!?
ジョンヒョンは器用なタイプじゃないし、こういう状況はかなりキビしいな、と感じました。
ギターが不調だと、バンド自体のサウンドが・・・なんというかな・・・「血行が悪い」みたいな感じになるんだなーと思って聴いてました。うむむー。
その辺をいつも落ち着いて全力のドラムで支えるミニョクも、この日はかなり厳しめの表情で叩いてるときもあって・・・でも、中盤以降はお兄さんが流れを変えつつ、かなりがんばってくれていたように思います。
なんだかんだ言って、楽しく終われたことは終われたのですが、明日のオーラスに一抹の不安を覚えつつ帰路についたこの日のライブでした^^;
25日編につづく。