Happy Birthday to Our Guitarist Jonghyun !! と、いまの子とはじめての子と。(後編)
バースデー記事後編です。
(画像のアップに失敗していたので修正しました)
・・・昔すぎた。
いやしかし、美少年。相当目立ってただろうな・・・。
(エレキで)ヴィンテージグリーンのMoollonが今のギターなら、初めてのギターと言えば。
細ーい!!!
19歳のイジョンヒョン。日本修業時代。
練習生の頃から使っていた、PRS Custom22。2013年まで彼のメインギターだった・・・と書くと、もうだいぶ前のギターって感じがしてきちゃいますね。
この頃の方が、ストラップがオシャレw
自分、CNBLUEのファンになったのが、2011年の夏でした。やっぱり、ファンになって1・2年の頃の印象って大きいもので、この子と、
Fenderのサンバーストのストラト(ファンからのプレゼント)
この2本が、私の中では”ジョンヒョンのギター”として印象深いギターです。
そして。
オフィシャルfacebookのフォトを辿ってみると、最後に赤PRSが登場しているのがこの写真で、2013.9.7のBLUEMOON広州公演のもの。
そんなに写真が充実していないのでそのあとがどうだったか詳しくは確認していませんが、この前後くらいに白黒Moollonが登場して、少なくともその後のMoollonストラト登場以降のライブでは、ほぼ使われなくなっていたのではないかと。
最近みてないな~、そろそろPRSの音もまた聴きたいなーなんてずっと思っていたところ、この告知を見て衝撃。
【KINGDOM】本日11時からタワーレコード渋谷店8階「space HACHIKAI」にてスタートいたしました「FNC KINGDOM EXHIBITION」!たくさんのご来場、お待ちしております! pic.twitter.com/0LmLnE4hkU
— FNC MUSIC JAPAN INC. (@fncmusicjapan) 2014, 12月 13
昨年12月、FNC KINGDOMの連動企画で開催された、所属アーティストのステージ衣装展@タワレコ渋谷店ですが。
・・・・・・出してやがる!!!!!
これを見て、彼にとってPRSは過去のギターになってしまったのかと、寂しさにさいなまれました (T-T)
苦楽をともにしたギターをこんなところにポイっと出してしまう、思い切りの良さ。以前、初期に大事に使っていたアコギをファンミのプレゼント企画でポイっとプレゼントしてしまったことがありましたが・・・ピ、PRSは、弾かずとも大事に持っていてねえ~~~(;∇;)
しかし、愛しい愛しい愛しいPRS。←重いw
会えるんなら絶対会いたい!!ということで、KINGDOMの昼公演のあと、タワレコまで行って参りました。
撮影OKだったので、一眼レフ持っていきました。
撮り鉄のように、バシャバシャ撮ってきてやりました。
@タワレコの8階のイベントスペースに。
・・・いた。
すっっっごいドキドキしました。ギター一本に。
カメラ持つ手がふるえました。
なんだかんだ言っても、大好きな大好きなギタリストのギター。
しかも、まだただの練習生だった時から大きなアリーナでライブするようになるまでずっとジョンヒョンが使ってきた、どれだけ彼の汗と涙を吸っているかわからないギター。目の前にすると、なんだかとても神聖な気持ちになりました。←だから重いってw
ケースに入ってるとかでもなく裸のままで、隔てるのは足元にある、ギターを守る効果ゼロのロープ一本、ぜんぜん手が届くところにありましたが、こっそり触っちゃえ、とかは微塵も思わずむしろ、絶対さわれない!!と思いました。
息を殺してありがたく拝見。←でも、写真はこれでもかと撮影
360度あっちからこっちから観察し、PRS周辺を行ったり来たり。
近くに行ったり遠くから見つめたり、他のお客さんの邪魔になっちゃいけないので会場を廻ってはまた戻りをくりかえし、2時間以上、飽きずに観察。←病的
目にも細部までしっかり焼き付けてきましたよ。
赤のカラーリングがとてもきれいなギター。
使い込んでいるギターだけど、ボディはきれいでした。
ボディやヘッドのフチにところどころ欠けたところや傷があり。
ピックアップとブリッジ。
ピックアップの枠が割れてる(笑)
ここは、PRSの純正じゃなくて、途中でEVHのに交換したんですよね。
ブリッジのところ見たときテンション上がりました(笑)
写真向かって左側の方が、金具がいっぱいこすれてますよね。ここに手を置いて弾いたりしますが、だからこっち側がこんなにすれてるんだ!!って。
ジョンヒョンの手のあと^^
アームは外してありますね。
指板。
拭きこまれて、しっとりときれいな深い色。弦を張り替えるとき、オイルでお手入れしますが、今でもちゃんと自分でやってるかな(笑)やっててほしい。
PRSの象徴とも言えるこの飛ぶ鳥の形のポジションマークのインレイ、きれいだったなー。
ヘッド。
ここはけっこう傷だらけだったな~。
この、PRSのヘッドの形って、エッジが鋭いから痛みやすいだろうなあって感じがしますが、けっこう欠けてました。特に、尖ってるとこ!!
うっかりしてるとぶつける場所ですよね。
ギター持ってあっちこっち動き回るジョンヒョンを想像 ^^
裏には、ロゴと同じゴールドのマーカーで手書きのシリアル番号らしきものが入っていました。
うしろ。
エレキ弾いてる方によると、このスプリングのところ、元々フタがついているのを外して使ってるそうです。外す派と外さない派がいるらしい。
外しておくと、スプリングの調整のときラクチンだから外しっぱなしにしてるみたい。
で、この写真だとわからないですが、このスプリングの周辺のボディが、よく見ると細かい傷だらけで、ものすごく擦れまくった感じなんですよ。
弾いてる時に、ジョンヒョンのシャツとかパンツのボタンに当たって擦れたりしたんだと思うんですけど、ジョンヒョンが長い間抱き続けた歴史を感じました。
なんだか、影まで愛おしいなー。
ほかの楽器でもそうだと思うんですけど、いままさに使われているギターって、なんだか輝いてるんですよね。キラッとしてる。
わたしが40数年前に生産された貰い物の古いギターをしばらく使っていたら久しぶりにそのギターを見た妹に、「新しいギター、買ったの?」って訊かれたくらいですから。
多分、人の手に頻繁に触れられることで磨かれた状態になるんでしょうね。
それに、鳴らされることによって、ギターが呼吸するのかも。木だからね。生き物だと思います。
この赤いPRSが放っていたのはそういうキラキラした光じゃなくて、もっと、やわらかい光のようでした。
ミュージシャンとして成長していくと、それにともなってギターも変わっていくんだろうし、それはいろんなことを積み重ねた証ですよね。
新しいギターが、ジョンヒョンの頼れる相棒として、ジョンヒョンのなかに鳴っている音楽をのびのびと鳴らしてくれるといいなあと思います。
それでもいつかまた、赤いPRSの音を聴かせてくれたらうれしいなー。
Happy Birthday、ジョンヒョン。
これからの君を、楽しみにしているよ。